
SmartInventoryは共有フォルダの中身のアイテムをコンテキストメニューから素早く取り出せるようにするアイテムです。
インベントリに入れておけば取り出しはできるものの、アイテム数が増えてきたり階層が複雑化すると取り出し自体が面倒になることも。
よく使うアイテムや偶にしか使わないけど必要な時はさっと取り出したいアイテムなどを入れておくと手間を減らすことができ非常に便利です。

本記事ではそんなSmartInventoryの導入方法を解説していきます。
準備
最初にSmartInventoryで使うフォルダを作成します。(既に用意している場合は、フォルダ共有を押してフォルダを取り出したあと、SmartInventoryの作成まで飛ばしてください。)


任意の箇所にSmartInventoryで取り出すアイテムを格納するフォルダを作成。

必要なアイテムを作成したフォルダの中にいれます。

制作したフォルダを選択してフォルダを共有を押下

フォルダを共有を押すとフォルダの名前が書かれたパネルが出てきます。
SmartInventoryの作成時に使うのでわかるところに置いておいてください。
SmartInventoryの作成
下記にアクセスしてSmartInventory Creatorを呼び出します。
https://uni-pocket.com/ja/items/c3f77d6d-1142-4b71-b38a-7163f87dedc3

出てきたパネルのCreateNewを押下。

「準備」で取り出したパネルを掴んでをPublicLinkの文字の上に置く

上の文字列を掴んでそのままDrop Hereの箇所で離す。

身に着けたいオブジェクトを選んでGetボタンを押下。
もしくはPutObjectの箇所に自分で用意した3Dモデルなどを置いてGetボタンを押下しても良い

最後に出てきたオブジェクトを自分のアバターに着けます。
身に着けるにはアイテムを掴んだまま腕の上などに乗せると勝手にくっつきます。
その状態でアバターを保存して、次回以降は保存したものを着るようにすれば設定完了です。

上手く設定できていれば、コンテキストメニューから「SmartSmartInventory」を選択すると画像のようにアイテムを選んで取り出すことができるようになります。
表示されない場合はForce UpDateを選んでみてください。
(中級者以上向け)アクセサリをつけずに常時SmartInventoryを使う方法

上記のアイテムを取得した後、DevToolTipでアクセサリを選択しインスペクタを開いて階層をEE_Itemまで上に登る。
Radinb V2.2.0というSlotがあるので、これを自分のアバターの直下に移動またはコピーさせることで何も身に着けていなくてもSmartInventoryを使えるようになる。